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鰻生息環境改善支援事業・ウナギの標識放流が行われました。

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    17日㈬に全国に先駆けて全国内水面漁業協同組合連合会(以下、全内漁連)による鰻生息環境改善支援事業によるウナギの標識放流が入間川で実施されました。この事業は今年より水産庁指導のもと全内漁連が事業主体となり埼玉県漁連と埼玉県水産試験場そして入間漁業協同組合が協働しています。(写フルキャスト真の男性左奥から、水産庁増殖推進部栽培養殖課伊佐課長、内水面指導班鈴木課長補佐、入間漁協古島組合長、全内漁連の内田技術顧問

    ウナギの減少は国際的にも注目され国を挙げての保護増殖が急務となっています。今まで河川管理者による治水を第一義とした河川改修などによってウナギをはじめとする在来魚類の隠れ場所は失われてしまいました。そこで人工的に造った石倉がウナギにとって有効なものなのか。ウナギがどの程度隠れ家に石倉を利用するか調べるのが今回の標識放流の目
    的です。1月の石倉設置作業に引き続き水産庁から増殖推進部栽培養殖課の伊佐課長と内水面指導班の
    内田さんと中奥さん鈴木課長補佐が放流現場視察においでになりました。中でも内水面漁業振興室の中奥室長には午前の作業から協働していただきました。いかに同庁がウナギ保護増殖に注力しているかがわかりますね。(写真の左が全内漁連技術顧問の内田先生、右が水産庁の中奥室長。本当にご苦労様でした。)

    まず午前中に加須市にある埼玉県水産試験場でウナギを識別するためのヒレの切除作業が行われました。全内漁連の大越さん、技術顧問の内田先生が指導にあたり魚の扱いに慣れた県漁連の大友さんを先頭に入間漁協組合員が切除作業を実施しました。放流するウナギの半数は右胸鰭、あと半分は左胸鰭をハサミで一部切除します。それぞれ設置された石倉付近と施設していない場所に放流したウナギを個体識別するためです。午後には加須から圏央道経由で入間川にトラックで移送し無事に放流することウナギができました。(写真は入間川に放流直後の元気なウナギたちです)

    本事業に快く協力いただきました埼玉県水産試験場の梅沢所長、職員の皆様ありがとうございました。そして県漁連職員、漁協組合員の皆様は朝早くから夕方まで本当にご苦労様でした。石倉がある場所とない場所でどのような違いが生じるのか、今後のモニタリングの結果に注目していきたいと思います。(埼玉川の国アドバイザー吉田俊彦)

     

    ※以下作業風景のスナップ写真です。奮闘の様子是非ご笑覧ください。

     

    大越さん20170517ウナギ標識放流

    朝から分かりやすく陣頭指揮をとられた全内漁連の大越さん。(写真中央)

    まず、この浅い水槽で氷水につけウナギを急速冷却。すると休眠状態になって動かなくします。
    大友さん

    埼玉県漁連の大友さんは皆のお手本です。さすがに仕事が丁寧で速いです。
    ひれ切除

    ウナギがじっとしているうちにこのようにハサミでヒレの一部を切除します。
    飯能支部

    魚をさばくのが上手な飯能の土屋支部長。慣れた手つきですね。
    平沼さん

    当組合の平沼副組合長も奮闘しております。(写真左)時間が経つとウナギが目を覚ましてしまうので作業は時間との勝負です。
    石倉付近浅場午後2時過ぎに無事に入間川に到着しました。
    石倉付近放流まず、石倉や障害物の近くに放流しました。
    原市場支部長こちらは石倉のない地域。原市場支部長の川崎さんです。減水していてこの深さがあります。
    荒井の兄貴飯能支部の荒井さんが丁寧にウナギを放流しています。この努力がモニタリングの成果につながるように願って止みません。
    (写真と文 吉田俊彦)

     

    入間漁業協同組合 * - * 08:58 * - * - * -

    ワカサギ人工採卵ふ化への挑戦!

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      釣り場の水槽作業入間漁協では名栗支部の組合員を中心にワカサギの人口採卵ふ化に挑戦しています。飯能市名栗にある名栗湖(有間ダム)は美味しいワカサギが釣れる人気釣り場です。漁協では毎年長野県諏訪湖から発眼卵を買い入れ孵化させています。

      ところが昨年、その諏訪湖では湖の約8割のワカサギが死滅してしまう異常事態が起こりました。そのため今年はワカサギ卵の調達が難しい状況となり、初めてのワカサギの親魚をつかまえて人口採卵ふ化を試みることになったのです。
      杉の葉卵これは埼玉県内では初の試みです。埼玉県水産試験場の職員の皆様のご指導を頂きながらの試行錯誤での挑戦が始まりました。これはいくつかの好条件が必要なのですが、何よりも名栗湖には有間川という絶好の遡上環境があり天然産卵する親魚が毎年確認されていたことが挙げられます。次に人口採卵受精する作業場所を名栗湖から至近の有間名栗観光釣り場渓谷観光釣り場に確保できたこと。4系統の安定した水源を持つ観光釣り場の蓄養池が活用できたことです。

      県内で前例がないだけに容易な道ではないでしょう。しかし夢は大きく、いつかワカサギが名栗の特産品となり他の漁協へも受精卵が出荷できるくらいの事業になりますよう暖かく見守っていただけると幸い採卵水槽です。(報告=吉田俊彦)

       

       

       

       

       

      バックウォーター名栗湖の有間川流れ込み付近に設置されたワカサギ親魚捕獲用の網

       

       

       

       

      網あげ3幸い流れ込みでの親魚の確保は順調に3月31日には⒑6舛離錺サギが獲れました。


      波板採卵2埼玉県水産試験場のご指導により導入された採卵用の波板。板についている粒々一つ一つがワカサギ卵です。
      バケツ卵バケツに集められたワカサギ卵。とてもきれいな黄色をしています。
      波板採卵ワカサギ卵はとても粘り気があり集めるのには流水を掛けて落とします。丁寧に扱わないと死んでしまうので慎重な作業が要求されます。

       

       

       

       

       

       

       

       


       

      入間漁業協同組合 * - * 09:30 * - * - * -

      名栗地区にヤマメ160キロを放流!

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        3人で解禁前日の2月28日に名栗地区に160キログラムのヤマメ成魚を放流しました。名栗支部の組合員を中心にバケツによりできるだけ多くのポイントに分散放流を実施しました。これはなるべくおおくの釣り人の皆さんに公平に釣りを楽しんでいただきたい思いと、カワウなどの食害被害を軽減する目的がございます。しかしながらバケツによる分散放流は大変な労力を要します。名栗支部の皆様大変ご苦労様でした。

        今回の放流場所は大まかには20か所にのぼります。そこから各ポイントに分散放流されるので実際には100か所前後のポイントにヤマメが放されたことになりま円陣す。

        その作業の様子を写真で出来るだけ多くご紹介することにしました。入間川水系は渇水が続いておりますが、放流後は淵だけではなく隠れ場所のある瀬などにも元気にヤマメの泳ぐ姿が確認できました。

        毎年この中から野性味のある元気なヤマメが川に残ってくれます。カゲロウの羽化する4月には毛ばりやフライに飛びつく様子を楽しみにしたいと思います(報告=吉田俊彦)

         

         

        お山は雪名郷から望む武川岳の稜線はなんと雪でした。寒いと思ったら9時半で気温が3度。
        ばけつ、ばけつさあバケツを持ってトラックへ集合
        木下トラックから放流車の水槽からヤマメを丁寧にバケツに移して運びだします。
        良い型のヤマメ木下養魚さんのヤマメは本当に美しいです。今年はこころもち大き目が多い気がしました。
        放流1今回の最上流部は名郷のバス停裏。
        放流2すばらしい渓相です。
        放流3やさしく放流します。
        分散放流渡渉は慎重に。
        放流4丁寧に放流。
        組合長の放流組合長自らヤマメを放流しています。
        放流5いかにも良いポイントですね。
        運搬車下流に移動していきます。
        放流6高所から深い淵への放流。水深があればこのくらいの落差なら魚は元気、問題ありません。
        放流7淵尻への放流。
        放流瀬でも隠れる石があるポイントには放流してあります。
        放流これは残りそうなポイント。
        原市場助っ人原市場支部長も助っ人で放流。
        放流今回のヤマメはおおよそ一尾100グラム前後あったとおもいます。

        160Kgだとおおよそ1600尾のヤマメ成魚を放流したことになりますね。
        ありがとうございました。小菅の木下養魚さんありがとうございました。今年も素晴らしヤマメでした。
        放流地点図手書きの放流計画図、名栗支部のみなさん本当にご苦労様でした。
         

        入間漁業協同組合 * - * 13:24 * - * - * -

        1月26日、鰻生息環境改善支援事業モニタリング調査が行われました

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          『ニホンウナギが絶滅の危機に瀕している。このままだとウナギが食卓から消える可能性がある』というTVや新聞での報道は皆さんもお気づきのことと思います。河川環境や海洋環境の悪化で日本ウナギは絶滅が心配されIUCN(国際自然保護連合)では絶滅危惧種に指定されています。ニホンウナギが国際的な希少生物の取引規制に関わるワシントン条約での対象になるかどうか瀬戸際にあるといっても過言ではないでしょう。昨年5月に環境省は川と海のつながりを良くする施策が重要とし「ニホンウナギ保全指針」を発表しました。もちろん日本の食文化としてのウナギの価値は非常に高く、貴重な水産資源として入間漁協でも漁業権魚種となっており幼魚の放流や保護増殖に努めています。そのウナギ幼魚放流の様子はこのブログで昨年5月に掲載していますので是非ご覧ください。

           伊佐課長、鈴木内水面指導班 さて、今回ご紹介する鰻生息環境改善支援事業は水産庁によるものです。同庁より委託された全国内水面漁業協同組合連合会が事業主体となり各都道府県の漁協が協働しています。今回は水産庁からおいでになった増殖推進部栽培養殖課の伊佐課長(写真左)と内水面指導班の鈴木課長補佐(写真右)が現場をご覧になりました。

          今やウナギの減少は国際的にも注目され国を挙げての保護増殖が急務となっています。今までの治水を第一に考慮した河川改修などによって失われてしまったウナギの隠れ場所を人工的に石倉を作ることで補完し魚類生息環境を改善するための支援事業です。今回のモニタリングは入間川の川越市にある八瀬大橋下流に昨年設置された石倉をウナギが利用しているかを調べる目的のものです。その方法は重機で石倉ごと持ち上げて魚を採取します。モニタリング用にあらかじ網掛けめ細かなネットの上に設置した石倉を調べました。まず重機で石倉を持上げる前にすっぽりとネットで覆います。それを重機で川面から持ち上げると石倉を住処としていた生き物たちがネットの底にあつまるという仕組みです。

          今回のモニタリングでは残念ながらウナギは確認できませんでした。しかし10センチもある大きなタモロコやマブナ、オイカワ、アブラハヤ、シマドジョウなどが石倉を利用していることが分かりました。また魚類の格好のエサとなる水棲昆虫ではカゲロウ、カワゲラ、トビケラなどが多数確認されました。またエビ類も数えきれないほどいました。このことから石倉は多様な生き物の生息場所になることは間違いないと実感できます。継続して設置することでやがてはそれらの生物を食べるウナギやナマズ、ギ分類記録バチなどの魚も増えてくるでしょう。

          現在、日本がウナギの消費大国であることは間違いありません。我々日本人は世界でも類まれなウナギの大量消費民族であることを自覚しなくてはなりません。このような事業が注目されることこそ肝要になるのではないかと思います。おいでいただきました埼玉県生産振興課、水環境課の皆様ありがとうございました。そして生物分類を担当された埼玉県水産試験場職員の皆様本当にご苦労様でした。今後の成果が期待されますね。

           

          タモロコ、オイカワコロコロに太ったタモロコがいました。石倉は住み心地が良いのでしょう。
          金ブナいやいや銀ブナ可愛いマブナ。一瞬、金ブナかとおもいましたが、銀ブナのようです。
          全景埼玉県川越市の現場全景です。写真左が上流側、八瀬大橋が写っています。
          集合写真集合写真をパチリ
          意見交換会昼食後、水産庁の伊佐課長と鈴木課長補佐のお二人を交えて意見交換会が開催されました。右側には埼玉県が誇る、加須の水産試験場チームが着席し活発な意見交換がなされました。
          怪しいふたり中央が生産振興課の梅沢氏はよく入間川にいらっしゃいます。右隣りが当入間漁協の古島組合長です。古島組合長は埼玉県漁連会長、全国内水面漁連役員を兼任されています。今回の国、県、そして市町村の枠を超えた貴重な話し合いの場がつくれたことは古島氏の人脈と気さくな人柄によるものではないでしょうか。ありがとうございました。

          (写真と文=埼玉県 川の国アドバイザー・吉田俊彦)
           

           

           

           

           

           
           

          入間漁業協同組合 * - * 00:37 * - * - * -

          町田喜久男さんへ県知事から感謝状

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            賞状授与
            当入間漁協名栗支部の町田喜久男さんは埼玉県漁場管理委員を4年間立派に勤めあげた功績により、上田清埼玉県知事より感謝状が贈呈されました。授与式は町田さんが経営されている町田木材の事務所で行われ、プレゼンターは埼玉県農林部生産振興課の梅沢さんです。町田さんの事務所は木のいい香りに包まれていて、杉やヒノキだけでなく、銀杏や樫など銘木の直売も行っています。特に包丁にやさしい銀杏のまな板は市価の半値以下で最高の品質。まさにお値段以上の品ですね。
            町田木材さて、もしかすると番組をご覧になった方もいらっしゃると思いますが、たった数日前の12月10日㈯にNHK総合の「民謡魂ふるさとの唱」という全国放送の歌謡番組のなかで、江戸時代にふるさと飯能の森を育て上げ、流通網を整備し、「西川材」の名を江戸に知らしめた地元のヒーロー「町田屋栄次郎」の物語がお芝居で紹介されました。

             

            木挽鋸実は我らが喜久男さんもそのご親戚にあたります。町田喜久男さんは本業の木材加工会社の経営の傍らで名栗湖上流の特設釣り場「有間渓谷観光釣り場」http://www.arimakeikoku.jp/ を運営し地域の雇用を生み出したり、西川材の香りを活かした銘酒「きこりの夢」の発案者でもあります。地域資源を活かして地域の人々のために尽力するその姿勢は名栗の町田さんに共通する奉仕の精神なのかも知れませんね。

             

            3人で山田さん(左)は県庁からわざわざ車の運転をしておいでくださいました。遠路はるばるありがとうございました。

             

             


            笑顔の二人笑顔のお二人。とても和やかなムードの贈呈式でした。
             

            報告・写真と文=吉田俊彦

            入間漁業協同組合 * - * 20:56 * - * - * -
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